2024/10/30 更新

イトウ タカヒロ
伊藤 高廣
ITO Takahiro
Scopus 論文情報 (2013~2024)
総論文数: 11  総Citation: 52  h-index: 4

Citation Countは当該年に発表した論文の被引用数

所属
大学院情報工学研究院 知的システム工学研究系
職名
教授
外部リンク

研究キーワード

  • センサ・マイクロマシン

  • マイクロメカニズム

取得学位

  • 東京大学  -  博士(工学)   2002年06月

学内職務経歴

  • 2019年04月 - 現在   九州工業大学   大学院情報工学研究院   知的システム工学研究系     教授

  • 2008年04月 - 2019年03月   九州工業大学   大学院情報工学研究院   機械情報工学研究系     教授

論文

  • Self-Propelled Capsule Endoscope and Tracking Control of Its Wireless Power Supply Coil 査読有り 国際誌

    Takahiro Ito, Kohei Fujita, Kenji Miyauchi, Sunao Murakami et al.

    IEEE Xplore ( IEEE )   2024年03月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)

    DOI: 10.1109/RESTCON60981.2024.10463562

    DOI: 10.1109/RESTCON60981.2024.10463562

  • Impulse-Driven Traveling Capsule Endoscope 査読有り 国際誌

    Chihiro Katsuta, Takahiro Ito, Sunao Murakami, Hiroshi Ohtake, Kaoru Karasawa, Akane Tanaka, Toshihiro Kimura, and Hiromu Kutsumi

    Advances in Mechanism and Machine Science Proceedings of the 16th IFToMM World Congress 2023—Volume 2 ( Springer )   148 ( 2 )   960 - 967   2023年11月

     詳細を見る

    担当区分:責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)

    日本   東京   2023年11月05日  -  2023年11月10日

    DOI: 10.1007/978-3-031-45770-8_94

    DOI: 10.1007/978-3-031-45770-8_94

  • 点滴用高精度流量計測器の開発と研究

    目黒 輝, 内村 護, カチョーンルンルアン パナート, 伊藤 高廣, 村上 直

    精密工学会学術講演会講演論文集 ( 公益社団法人 精密工学会 )   2022A ( 0 )   61 - 62   2022年08月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)

    <p>点滴治療では流量管理は安全確保や時間管理に不可欠である.主な制御方法として液滴の滴下速度の調整があるが,薬液によっては含有する界面活性剤による影響等により,1滴が規格以下の体積で落下するため,精度を高めるために手間や費用がかけられている.本研究では,液滴の体積測定に光を用いて,その光路を工夫することで,高精度な流量測定や装置の小型化に成功した.点滴装置の性能向上に資することが期待される.</p>

    DOI: 10.11522/pscjspe.2022a.0_61

    CiNii Research

  • Fabrication of novel‑shaped microneedles to overcome the disadvantages of solid microneedles for the transdermal delivery of insulin (共著) 査読有り 国際誌

    Yuki Mizuno, Kanae Takasawa, Taichi Hanada, Kyou Nakamura, Kazuya Yamada, Hirotada Tsubaki, Masaya Hara, Yasunori Tashiro, Masaaki Matsuo, Takahiro Ito, Tomohiro Hikima

    Biomedical Microdevices ( Springer )   23 ( 38 )   電子出版でページ番号なし   2021年07月

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)

    In this study, we fabricated two different microneedles (MNs) — semi-hollow and bird-bill — to overcome the limitations of solid and coated MNs, respectively. The two MN arrays were developed using a general injection molding process to obtain high-quality MNs with uniform shape. The semi-hollow and bird-bill MNs could penetrate the micropores of swine skin up to depths of 178.5 ± 27.6 µm and 232.1 ± 51.3 µm, respectively. When the semi-hollow MNs were used for the transdermal delivery of insulin in diabetic rats, it was observed that the blood glucose concentration (BGC) decreased remarkably within 30 min, and the desired effect of insulin was maintained for an additional 3 h after the removal of insulin from the skin surface. The bird-bill MN was able to load a coating gel at a maximum capacity of 3.20 ± 0.21 mg per MN array, and the BGC continued to decrease significantly after MN application for up to 2–6 h. In summary, we fabricated semi-hollow and bird-bill MN arrays using the injection molding method; these can be mass produced and are capable of effectively producing micro-holes in the stratum corneum. The two MN arrays could provide effective transdermal delivery of large-molecular-weight drugs such as insulin.

    DOI: 10.1007/s10544-021-00576-x

    DOI: 10.1007/s10544-021-00576-x

    Scopus

    その他リンク: https://link.springer.com/article/10.1007/s10544-021-00576-x

  • マイクロ/ナノシステム研究専門委員会 実用領域におけるマイクロ/ナノシステム 査読有り

    中里 裕一, 本田 智, 水上 雅人, 石井 孝明, 園部 元裕, 伊藤 高廣

    精密工学会誌 ( 公益社団法人 精密工学会 )   90 ( 10 )   762 - 766   2024年10月

     詳細を見る

    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)

    DOI: 10.2493/jjspe.90.762

    CiNii Research

▼全件表示

著書

  • Micromechanics and Microactuators

    「Gondi Kondaia Ananthasuresh」「Burkhard Corves」「Victor Petuya」「Takahiro Ito」(共著)

    Springer  2012年01月  ( ISBN:978-9-4007-2720-5

     詳細を見る

    記述言語:英語

  • マイクロ・ナノ領域の超精密技術

    伊藤高廣, 土肥俊郎、松井伸介、他(共著)

    オーム社  2011年03月  ( ISBN:978-4-274-21005-1

     詳細を見る

    記述言語:日本語

  • 運動とメカニズム

    林輝,伊藤高廣(共著)

    コロナ社  2009年01月  ( ISBN:978-4-339-04596-3

     詳細を見る

    記述言語:日本語

口頭発表・ポスター発表等

  • Self-Propelled Capsule Endoscope and Tracking Control of Its Wireless Power Supply Coil

    Takahiro Ito, Sunao Murakami et al.

    RESTCON2024  King Mongkut's University of Technology North Bangkok

     詳細を見る

    開催期間: 2024年02月16日 - 2024年02月18日   記述言語:英語   開催地:Pattaya, Thailand   国名:タイ王国  

  • Impulse-Driven Traveling Capsule Endoscope

    Chihiro Katsuta, Takahiro Ito, Sunao Murakami, Hiroshi Ohtake, Kaoru Karasawa , Akane Tanaka, Toshihiro Kimura, Hiromu Kutsumi

    The 16th IFToMM World Congress [WC2023] 

     詳細を見る

    開催期間: 2023年11月05日 - 2023年11月10日   記述言語:英語   開催地:Tokyo Japan  

  • 大腸用自走式カプセル内視鏡の走行性能に関する研究

    浅井 謙太,渡邉 翔太朗,一木 浩之,伊藤 高廣,村上 直, 勝田 ちひろ,田中 あかね,松田 浩珍, 辻 卓則

    2019年精密工学会春季大会  精密工学会

     詳細を見る

    開催期間: 2019年03月13日 - 2019年03月15日   記述言語:日本語   開催地:東京  

  • Impulse-driven capsule for medical inspection

    Kaito OTONARI, Takahiro ITO, Hiroyuki ICHIKI, Sunao MURAKAMI, Teru HAYASHI

    EMAP2017 19th International Conference on Electronics Materials and Packaging  日本機械学会、精密工学会

     詳細を見る

    開催期間: 2017年09月25日 - 2017年09月28日   記述言語:英語   開催地:松江  

  • 消化管内走行カプセルのための小腸内腔表面の摩擦力測定

    音成 海斗, 伊藤 高廣 村上 直, 井上 星矢, 瀬野浦 聖洸, 林 輝

    2016年精密工学会春季大会  精密工学会

     詳細を見る

    開催期間: 2016年03月15日 - 2016年03月17日   記述言語:日本語   開催地:東京  

▼全件表示

工業所有権

  • マイクロニードルアレイ

    中 利明、松尾 正昭、田代 康典、原 正哉、黒木 潤二、伊藤 高廣、引間 知広

     詳細を見る

    出願番号:特願2017-249120  出願日:2017年12月26日

    登録番号:特許第6375435号  登録日:2018年07月27日

  • 移動可能な消化管内走行カプセル装置

    伊藤 高廣、村上 直

     詳細を見る

    出願番号:特願2014-1525867  出願日:2013年07月18日

    登録番号:特許第6358750号  登録日:2018年06月29日

講演

  • 医療用マイクロメカニズム(消化管内走行カプセル,マイクロニードル)の研究開発

    精密工学会2024年秋季大会  2024年09月 

     詳細を見る

    開催期間: 2024年09月04日 - 2024年09月06日   発表言語:日本語   講演種別:招待講演   開催地:岡山大学  

  • 医療用精密機器の研究開発

    精密工学会第431回講習会「精密工学からものづくりを考える- MEMS/NEMS・ミリマシン-」  2023年07月 

     詳細を見る

    発表言語:日本語   講演種別:招待講演  

報道関係

  • 九工大自走内視鏡を実用化へ

    出演「伊藤高廣」

    日本経済新聞  2015年09月16日

  • 内視鏡に無線給電 自走するカプセル型向け 九工大、検査時間短縮

    出演者「伊藤高廣」

    日本経済新聞  2015年08月03日

  • カプセル内視鏡開発へ

    伊藤高廣

    日刊工業新聞  2012年06月19日

     詳細を見る

    マイクロメカニズム, カプセル

  • 自走カプセル開発着々

    伊藤高廣

    毎日新聞  2011年07月26日

     詳細を見る

    マイクロメカニズム, カプセル

  • マイクロ・ナノ加工フォーラム

    伊藤高廣

    NHK TV  2008年09月13日

     詳細を見る

    MEMS、加工

▼全件表示

学術関係受賞

  • Best Paper Award

    The Japan Society for Precision Engineering   Impulse-driven Capsule for Medical Inspection   2020年12月01日

    Yuichiro Kawashima, Kenta Asai, Shotaro Watanabe, Takahiro Ito, Sunao Murakami, Kaoru Karasawa, Chihiro Katsuta, Akane Tanaka, Hiromu Kutsumi

     詳細を見る

    受賞国:日本国

    We have developed a traveling small capsule, which has a smooth outer surface and is driven by inertia force and friction force. Measuring only 11 mm in diameter and 31 mm in length, it is sufficiently small to be placed in the human intestines. Although the capsule does not have wheels nor legs, it can travel utilizing vibration. For these reasons, there is nothing protruding to harm the soft tissue of intestine. The capsule contains a small magnet, a coil, batteries and a circuit, and an electric pulse drives the magnet to move the capsule. Experiments using dogs confirmed the running in the intestine and the wireless transmission of camera images. Our capsule may be useful for medical treatments such as inspection and drug delivery.

科研費獲得実績

  • 消化管内走行カプセルの研究

    研究課題番号:26350538  2014年04月 - 2018年03月   基盤研究(C)

  • 消化管内走行/検査/投薬マイクロメカニズムに関する研究

    研究課題番号:20560244  2008年04月 - 2012年03月   基盤研究(C)

  • 消化管内走行マイクロメカニズムに関する研究

    研究課題番号:17560235  2005年04月 - 2008年03月   基盤研究(C)

その他競争的資金獲得実績

  • 医療用光学部品向け超精密金型成形技術の研究

    2023年10月 - 現在

    公益財団法人三井金型振興財団 令和5年度研究助成  

  • ワイヤレス給電の医療への応用 -自走式カプセル内視鏡-

    2021年09月 - 2022年12月

    令和3年度科学技術研究助成事業  

     詳細を見る

    カプセル内視鏡の移動位置を給電量変化から推定し、送電コイルをサーボ制御して追従制御する手法を開発する。給電量変動を±10%以内に抑える制御を達成する。電力安定供給のため複数送電コイルも採用する。

  • 刺性と薬剤供給量に優れ、安価かつ手軽に使用出来る新型マイクロニードルシス テムの開発

    2021年05月 - 2022年03月

    研究成果最適展開支援プログラム トライアウトタイプ  

     詳細を見る

    穿刺性と薬剤供給量に優れ、量産可能である改良コーティングタイプの烏口型マイクロニードルを開発した。従来、美容化粧品用マイクロニードルは穿刺する前に肌表面で溶解して十分な効果が発揮できずにいた。本研究で、需要が増大している美容用マイクロニードルへの展開を目指し皮膚への穿刺性を検証して、最適ニードル形状、薬剤塗布技術を開発し、一連の手法を確立した。今後は実用化へと繋げるとともに、応用技術として感染症ワクチンの手軽な接種用など医療用マイクロニードルに展開発展させる。

担当授業科目(学内)

  • 2023年度   国際エンジニアリング共同講義Ⅵ

  • 2023年度   運動とメカニズムAM

  • 2023年度   マイクロシステム

  • 2022年度   国際エンジニアリング共同講義Ⅵ

  • 2022年度   運動とメカニズムAM

▼全件表示

FD活動への参加

  • 2021年12月   授業公開参加

社会貢献活動(講演会・出前講義等)

  • 「鉄&鉄子」の楽しみ-身近な電車の中の先端技術-

    2014年10月30日

     詳細を見る

    対象: 高校生

    種別:出前授業

    佐賀県立鳥栖高等学校

  • 「鉄&鉄子」の楽しみ -身近な電車の中の先端技術-

    2011年10月25日

     詳細を見る

    対象: 高校生

    種別:出前授業

    福岡県立鞍手高等学校 1年

  • ミクロの機械の不思議 -マイクロマシン(微小な機械)-

    2011年09月16日

     詳細を見る

    対象: 高校生

    種別:出前授業

    佐賀県立唐津東高等学校 2年

  • 機械情報工学って何? -身近な機械情報工学,医療・ロボット開発で活躍する情報工学技術 -

    2011年07月22日

     詳細を見る

    対象: 高校生

    種別:出前授業

    鹿児島県立加世田高等学校 3年

  • 「鉄&鉄子」の楽しみ -身近な電車の中の先端技術-

    2011年07月05日

     詳細を見る

    対象: 高校生

    種別:出前授業

    福岡県立ひびき高等学校 1~3年

▼全件表示

その他国際交流活動

  • JASSO学生交流推進タイプ(タイプB)協定派遣

    活動期間: 2021年10月 - 2022年03月

     詳細を見る

    米国クラークソン大学との学生交流活動を通して、相互に学生が訪問し、ものづくり体験等を行うことにより、世界で活躍できるエンジニア育成を目指した。

  • JASSO学生交流推進タイプ(タイプB)協定派遣

    活動期間: 2020年10月 - 2021年03月

     詳細を見る

    米国クラークソン大学間における学生交流活動を通して、相互に学生が訪問し、ものづくり体験等を行うことにより、世界で活躍できるエンジニア育成を目指した。

  • JASSO海外留学支援制度(協定派遣)(短期研修・研究型)

    活動期間: 2019年01月

     詳細を見る

    米国クラークソン大学間における学生交流活動を通して、相互に学生が訪問し、ものづくり体験等を行うことにより、世界で活躍できるエンジニア育成を目指した。